日記

2025/06/05
半年ぶりに美容院で髪を切った。
美容院についてのあれやこれやの議論はつきないけど自分は比較的好きな方だと思う。
髪型がだらしなくなって来ると自分の振る舞いに自信がなくなっていく感じがある。特に職場で。髪型がダサい奴がミスをすると終わりだと思ってるふしがある。
そういう意味で、美容院に行くと自信が復活するので美容院が好きだ。仕事のクオリティをあげるとかじゃなくて髪型で仕事の自信を取り戻すバグ的な作用がある。
じゃあ半年放置しないほうがいい。

2025/06/04
夜勤明け。眠たい。
夜勤と言っても始業はそれなりに早いし、職場まで距離があるので日が昇り切っている15時過ぎに家を出て、翌日の昼前に帰宅する。
つまり夜勤の日は稼働中の明るい街中を通って職場と家を行き来することなってこれはなんだか色気がないなと思う。夏場は本当に最悪。
日が落ち始めるあまりに出勤して、朝方の薄暗い街並みの中帰路に着くとかだったらなんか様になっていてかっこいいと思う。そんな勤務形態があるのかは知らないけど。どういう種類の我儘なんだろうかこれは。

遮光カーテンを締め切って大体いつも21時すぎに目覚めてこの時の俺の部屋は宇宙より深海より暗い。これはちょっと色気あるかもな。

忙しい。シフトの都合で夜勤終わりに会社の忘年会が入ってしまった。
就職した時期がコロナ禍だったこともあってか、なんかビンゴ大会とかがある正式な(?)忘年会に参加するのは初めてのことになる。昨日は友人達との個人的な忘年会で、明日は前職の同僚との忘年会がある。
俺の社交はアルコールへの耐性によって担保されてる。これで良かったと思う。楽しいから。
あと普通会社の忘年会木曜にやるか？

平

少し変わった勤務形態で働いている。
「二交代制　夜勤 」とかで検索してもらったらわかりやすいかと思う。
勤めている業界的にはそれほど珍しい働き方ではないが、やはり一般的ではない。
昨年末に転職してもう今年も終わろうとしている。ずっと友人や家族、初めて出会う人に自分の勤務形態を説明し続ける一年だった。

「えーと、日勤と夜勤が混在してて、夜勤は17時から翌朝9時半までありますね、そうですね、午後5時からですね、17時です。職場結構遠いんで14時くらいに起きて15時には家出てますね。定時に上がっても16時間半とは働いてます。仮眠はほぼしないっすね…休憩がないこともしょっちゅうなんで。…日勤もあります！月に夜勤と日勤半々くらいっすね。いやそうですね、逆に夜勤だけとかだとねーそっちの方が楽そうなんすけどね。夜勤明けはもうお酒飲んで夜まで寝るだけっすね」
↑これ100回くらい言った。夢でもこの説明してた。

平

日勤が終わってスタジオに向かう、Pereiraというバンドをやってる。
「作曲」と言ってのけるほど大袈裟なことはできないがバンドの曲を作るにあたって土台となるデモを作成することがある。
自分か、ギターを担当しているirna君がPC上で作ったデモを実際にバンドで演奏してみて色々と足し引きを行って我々の曲は作成される。
上記プロセスにおいて、自分が作成したデモをあれやこれやとメンバーに説明しながら初めてバンドで演奏する時間。このセクションにおける自分の照れ具合。見ていられない。

大学3回生の頃、4回生の卒業論文の研究発表の練習に立ち会う授業があった。
本番の口頭試問(?中退したのであまりわからない)を想定して、我々下級生と何人かの教授の前で卒業論文についての発表を行い、質疑応答に対応するといった形式だった。
下級生は疑問点があれば質問し、発表の内容をまとめて提出すると言った形だったと思う。授業の板書もそうだったけど、発表の内容をあとで見返すためにパワーポイントの写真をさりげなく撮るのが当たり前だった。
ある上級生の発表が印象に残っている。ナードな感じの女性だった。
彼女は発表の合間合間に「はい今スライドの写真とっていいですよ〜」とか「スマホパシャパシャしてください〜」と言ったように下級生がスライドの写真を撮る行為を揶揄するような軽口を挟んで発表を進めていった。
模擬的なものとはいえ何人もの大学教員が見てる緊張感のある場にそぐわない軽口であることは本人以外全員察知していたと思う。
「これめっちゃキレられるんちゃうか…?」と教室中がそわそわする中発表が終わり、質疑応答の後担当の教員が最後に付け加えた。
「今回の発表のような幼稚なコミュニケーションはあなたのためにならないので辞めた方が良いです」

身につまされる指摘だと今でも思う。照れて上調子な自虐を挟みながら作った曲の説明をする自分があの時の上級生に重なる。やっぱり堂々としたほうがいい。
「DAN DAN 心魅ひかれてく」とか作ってる時照れてなかったと思う。

明日は夜勤で週末はバンジージャンプをする。なんじゃそのスケジュール。

平